名古屋で中元商戦開幕 JR名古屋高島屋が先陣 「夏の贈りもの」掲げ顧客層拡大へ

名古屋の有力百貨店の今季中元商戦が火ぶたを切った。5月31日にジェイアール名古屋タカシマヤが先陣を切り、6月に入って松坂屋名古屋店(1日)、名古屋三越栄店(7日)、名鉄百貨店本店(8日)と続く。人流が大きく戻り、リベンジ消費が期待される一方、物価上昇によるマインドの冷え込みが懸念されるところだが、各陣営とも独自色を訴求し、根強いハレの日需要やプチ贅沢ニーズの取り込みを目指す。

ジェイアール名古屋タカシマヤは5月31日、「ばらのギフトセンター」を開設し、今夏のギフト商戦を本格スタートした。今年は新規顧客獲得やニーズの掘り起こしを目的に、「お中元」から「夏の贈りもの」に名称を変更。子ども向けスイーツや需要の高い自宅用限定品、ご当地の逸品を集めた「愛三岐グルメ」など約2千700点を取り揃えた。また、配送料金などの値上げが相次ぐなか、約1千点以上の商品については「送料据え置きギフト」(全国一律330円)としている。試食、試飲販売サービスも全面再開。受付期間は7月24日まで。

子ども向けスイーツでは、「堂島ロール」でおなじみの「パティスリー モンシェール」が監修した冷凍ケーキ「サッカーボール デコレーション」(税込7千143円)、「ハロー・マイメロディ」(同6千711円)などがおすすめ。

自宅用限定品(店頭・オンライン計)は、22年中元期が前年比7%増、同歳暮商戦も8%増と堅調な推移を見せている。今年はお買い得品から自分へのご褒美などのほか、災害時にも役立つ「ローリングストック」を意識した長期保存可能な食品も取り揃えた。

「愛三岐グルメ」は、地元愛知・岐阜・三重から厳選した生鮮、惣菜、和洋菓子、フルーツ、酒など330点を別冊仕立てで用意。土産物として、あるいは遠方に住む親族・友人などへ郷土の味を届ける。

今年は「フードメゾン岡崎店」に特設カウンターが初登場。6月22日~7月11日の20日間で受付を行う。

オンラインでの取り扱い商品は416点(贈答用206点・自宅用210点)で、前年から8点増えた。

北大西洋の豊かな海が育むアイリッシュシーフード 8月5日はパン粉の日