生活クラブ事業連合生活協同組合連合会(新宿区・村上章一会長、以下生活クラブ)はこのほど、新宿文化センターで「酪農応援!生活クラブ牛乳フォーラム」を開催した。
生活クラブ組合員と酪農家など関係者100人に加えオンラインで約300人が参加し、酪農の現状や今後進むべきビジョンを考えた。
フォーラムでは、輸入飼料に依存してきた日本農業の脆弱さがコロナやウクライナ戦争で露呈したとする指摘や、耕畜連携のもと地域で生産された農作物を食卓で循環できる形にすることが重要といった意見が交わされた。
生活クラブが今年2月6日~3月3日まで組合員に呼びかけ集まった「酪農応援緊急カンパ」の支援金およそ5千348万円を提携団体に贈呈した。
4月からは「2円で応援!未来を明るくミルクビジョン」キャンペーンとして「牛乳応援基金」を開始。牛乳1品目につき一律2円を共同購入価格に加算し、提携する酪農家の支援に充てる。