日本アクセスは12日、「第10回フローズン・アワード冷凍食品・アイスクリーム総選挙2022」の結果発表と表彰式を本社で行った。一般消費者のWeb投票をもとに、グランプリは冷凍食品部門が味の素冷凍食品「ギョーザ」、アイスクリーム部門がオハヨー乳業「BRULEE(ブリュレ)」に決定。佐々木淳一社長は「メーカー・小売・消費者をつなぎ、冷凍食品・アイスクリームの業界活性化を図ることが狙い。キャンペーン期間中(10~11月)の当社出荷実績は家庭用冷凍食品が105.6%、同アイスクリームが101.9%と伸びた」などと話した。
節目となる10回目は、初参加15社を含む60社が参画(冷凍食品39社、アイスクリーム24社、延べ63社)、エントリー商品は253品。一般消費者の総投票件数は約266万票だった。投票方式を変更した影響もあり過去最高の前年には及ばなかったが、メーカーが制作した動画の閲覧回数は約349万回(前年比100.8%)と記録を更新、動画視聴時間は平均21.4秒(同130.1%)と大幅に増えた。
今年は10周年を記念した特別企画「チン!するレストラン」を東京・ヨドバシAkibaで実施。約200種類もの冷凍食品・アイスクリームが食べ放題のユニークな企画だったが、連日多くのメディアに取り上げられ2千174人が来場、キャンセル待ちは7千~8千人と盛況だった。「想定以上の反響が得られた。値上げの秋を背景にお得感ある体験型のイベントだったことが奏功した」(佐々木社長)。
各部門の1位は以下の通り。
【冷凍食品】
▽おかず(食卓)=「ギョーザ」味の素冷凍食品
▽おかず(小分け)=「プリプリのエビシューマイ」味の素冷凍食品
▽米飯=「ザ★チャーハン」味の素冷凍食品
▽麺類=「極太つけ麺」ニチレイフーズ
▽軽食・おやつ=「今川焼(あずきあん)」ニチレイフーズ
▽冷凍野菜・果実=「そのまま使える高原育ちのブロッコリー」ニチレイフーズ
▽新ジャンル=「フローズンPanスイーツ ホイップメロンパン」敷島製パン
▽日本全国!名物・名店=「大阪王将 謹製羽根つき なにわのお好み餃子」イートアンドフーズ
▽新商品=「海老肉焼売」味の素冷凍食品
【アイスクリーム】
▽カップ=「昔なつかしアイスクリン」オハヨー乳業
▽ハンディー=「ジャイアントコーン」江崎グリコ
▽箱=「濃厚生チョコ」オハヨー牛乳
▽プレミアム=「BRULEE(ブリュレ)」オハヨー乳業
▽からだケアアイス=「アイスの実濃いアーモンドミルク」江崎グリコ
▽日本全国!名物・名店=「プチブラックモンブラン」竹下製菓
▽新商品=「やわもちアイス パフェ いちご大福味」井村屋
これらの結果をもとにトップボードやスイングPOPなど販促物を制作。23年1~2月にかけて全国のスーパー約80社2千店舗で採用が決まっており、クローズド形式のキャンペーンも実施し売場を盛り上げる。