ラーメンで九州を元気に ニビシ醤油とコラボの「うまかっちゃん」

ハウス食品は7日、地元九州の醤油メーカー、ニビシとのコラボ商品「うまかっちゃん」〈うまくち醤油とんこつ〉を九州・沖縄地区と山口県のスーパーと一部コンビニで数量限定(約90万食を予定)で新発売した。「うまかっちゃん」は営業担当者が九州で売れるラーメンを作りたいと本社に懇願し、九州向けラーメンを開発するプロジェクトがスタート。開発・調査担当者達が九州各地のラーメンを食べ歩きスープ開発からの努力が実を結び、1979年9月12日の発売から40年以上愛され累計食数が約39億食を誇る同社の看板商品となっている。

今回の新商品はハウス食品が「九州を明るく盛り上げたい」との想いで立ち上げた「九州を元気にするプロジェクト」の一環として実現した。ハウス食品が同じく福岡県古賀市に自社工場を構えるニビシ醤油に「九州に恩返しができるよう九州の食文化として根付いている醤油を使った九州らしさをより消費者に感じてもらえる『うまかっちゃん』をつくりたい」とコラボ商品の開発を持ちかけニビシ醤油が快諾した。

(左から)ハウス食品食品事業二部長の清水愼太郎氏、同福岡工場長の山元明氏、古賀市長の田辺一城氏、ニビシ醤油広域営業部長の三瀬僚一氏 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
(左から)ハウス食品食品事業二部長の清水愼太郎氏、同福岡工場長の山元明氏、古賀市長の田辺一城氏、ニビシ醤油広域営業部長の三瀬僚一氏

粉末加工したニビシ醤油の「特級うまくちしょうゆ」の旨みや甘みを残しつつ、「うまかっちゃん」のまろやかなとんこつの風味を絶妙なバランスで生かせるおいしさの配合を試行錯誤して生み出し製品化したこだわり商品だ。

なお、商品パッケージの右上には「ニビシ醤油特級うまくち使用」と表記し九州産醤油であることを表現。さらに上下は「濃い茶色」にし醤油の使用をイメージした色使いを施している。

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