森永乳業は、11月1日出荷分から牛乳類・飲料・ヨーグルトなど、12月1日出荷分から育児用ミルク他の価格改定を実施する。飼料価格の高騰やエネルギー価格など生乳生産経費の上昇を受け、11月から飲用・発酵乳用途向けの生乳取引価格を引き上げることで生産者団体と合意。さらに海外乳原料や資材価格の上昇、人手不足の深刻化による人件費、物流費の高騰に対応するため値上げに踏み切った。
対象商品は牛乳類13品、飲料19品、ヨーグルト45品、デザート3品、育児用ミルク17品、ヘルスケア食品8品の計105品。価格改定率は3・6~10・5%。このうち希望小売価格を設定していない「森永のおいしい牛乳」(1千㎖)など14品は出荷価格で3.8~10.2%引き上げる。
税別新価格は「ビヒダス プレーンヨーグルト」(400g)は230円(現行220円)、「森永アロエヨーグルト」(118g)は137円(同130円)、「森永はぐくみ 小缶」(300g)は1千40円(同980円)など。