かるしおサミット 減塩食の情報交換の場に

国立研究開発法人国立循環器病研究センター(以下、国循)は8月31日、「第1回かるしおサミット in国循~かるしおと共に健康で良い社会をつくろう~」を開催した。

かるしおは、塩をかるく使って美味しさを引き出すことをコンセプトにした減塩の考え方。国循では循環器病治療だけでなく、健康な人にも予防の一環として減塩食を推奨している。

国循弁当の販売やレシピの書籍化、料理教室の開催などを通じた活動のほか、事業者にはかるしお認定基準に基づいて審査を実施して、美味しさと栄養バランスを兼ね備えた商品に対して「かるしお認定マーク」を付与。認定商品数は延べ300件を超える。

初開催となった「かるしおサミット」では、認定制度を受けた企業や食品流通企業、吹田市や摂津市などの自治体、23社・団体の約60人が一堂に会した。

第一部では、参加者がかるしお商品のセールスポイントや取り組みについてショートプレゼンを披露。第二部では会場に設置されたブースにて、販売促進のための情報交換を行った。