カバヤからチョコ新ブランド 豆乳たっぷり、健康系の売場で展開へ

カバヤ食品は、乳原料に豆乳を使用して健康とおいしさの両立を志向したチョコレートの新ブランド「SOY de Chocolat(ソイ・デ・ショコラ)」を立ち上げ、9月27日に発売開始する。下期(23年3月期)に200万個の販売目標を掲げる。

8月23日に開催された発表会でマーケティング本部本部長の宮川孝一氏は「これまでとは全く違う切り口のチョコレート。幅広い消費者をターゲットとし、市場に貢献できる商品」と自信をのぞかせた。

プロモーションも予定。店頭展開は「健康系の棚で訴求していく」としている。

「SOY de Chocolat」(カバヤ食品) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
「SOY de Chocolat」(カバヤ食品)
ラインアップの拡充も視野に入れ「今後、横展開できるような開発を続けていく」と意欲をのぞかせる。開発は、消費者の健康意識の高まりが加速する一方、チョコレートに求められるものは「おいしさ」であるとの調査結果を受けて進められた。素材としては、直近10年で2倍に市場が拡大している豆乳に着目し、豆乳をたっぷり使用することにこだわった。多く使用することで青臭くなる、滑らかさが失われるといった課題もクリアした。

この日ゲストに招かれたチョコレートジャーナリスト・ショコラコーディネーターの市川歩美氏は、今回の商品について「健康系商品が多様化する中、乳原料に豆乳を使用した新しいチョコレート。美味しさのバランスが良く、幅広い世代に愛される味に仕上がっている。豆乳を使用したチョコレートの入門編として今後広がりが期待できる商品」と評した。

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