「キリ」のチーズ、一部を規格変更 原料高騰で非常事態、量・配合とも見直し 伊藤ハム

伊藤ハムは、国内販売する仏・ベル社の「キリ・クリームチーズ」シリーズの2品を、仕様変更ならびに量目変更を行う。商品名は「キリ クリーミーポーション」に変更し、9月1日頃納品分から順次切り替える。チーズの非常事態とも言える原料価格高騰に対し、規格と量目の変更で実質値上げを行う。同シリーズの一部商品は7月1日から8.4~14.5%の値上げを実施している。

対象商品は「キリ クリームチーズ6P」(18g×6P)と「同10P」(16.3g×10P)で、ベル社はこれを仕様数の集約化を図るため、6Pの1個18gを10Pと同様の16.3gに変更する。またチーズ原料の配合を見直し、2品とも商品規格が「プロセスチーズ」から、チーズ原料割合が少ない「乳等を主要原料とする食品」に変わる。

伊藤ハムは「素材の味を生かしたクリーミーな味わいはそのままに、食感がよりなめらかになって新登場する」としている。

5月8日は「#ぬか漬けの日」アイデアレシピ大募集
優秀作にはプレゼントも