海苔入札始まる 出品減も成立は前年並み 大乾

大乾は23日、今年最初の乾海苔入札会を大阪市の同社で開催した。949本(384万5千275枚)を出品し、439本(177万1千830枚)が成立。金額は1千506万687円。出品枚数は前年比58.3%と減少したが、成立枚数は同99%と前年並み、金額は同88%だった。

最高値は熊本沖新のB1等で10本口、16円10銭。最安値は岡山下津井の重〇4等で16本口、4円80銭。平均単価は前年より1円12銭安い8円50銭だった。成立比率は九州産67%、瀬戸内産32%、その他1%。次回入札は8月23日の予定。

村瀬忠久社長の話 初入札ということで、不在者投票も含め各地から多数参加いただいた。下級品から上級の色があるものまで幅広く出品され、8~10円台の中級品にまとまったものが見られた。昨年に比べ積極的な応札も見られ、徐々に需要が回復しているのを感じる。