ミツカングループ 創業地・半田市に研究・技術開発拠点 パイロットプラント建設

ミツカングループは「未来ビジョン宣言」の実現に向け、創業の地である愛知県半田市にパイロットプラントを建設している。中埜裕子Mizkan Holdings社長がこのほど開いた2021年度決算概要発表会で明らかにした。22年度(23年2月期)中の稼働を目指す。

中埜社長はパイロットプラントについて「『未来ビジョン宣言』で掲げた『人と社会と地球の健康』を実現していくため、『おいしさと健康の限りない一致』に向け、社内外の技術者・有識者が集い、ともに研究開発、技術開発を進める拠点」と紹介。「地域に、世界に『新しいおいしさで変えていく社会』に貢献する価値を共創するとともに、ミツカングループ技術者の聖地であり、技術の伝承と革新をもって英知を磨いていく施設にしていきたい」と語った。

発表会では、22年度の取り組みも明らかにした。中埜社長は食品メーカーとして供給責任を果たしつつ、新たな成長のための投資や事業構造の変革を継続する方針を強調。「『未来ビジョン宣言』の実現に向け、これに共感してくださるステークホルダーとともに、新しい価値観や食生活に寄り添った提案、共創価値創造を進めていく」とした。

日本+アジア事業、特に国内事業について吉永智征Mizkan社長兼CEOは「健康への関心や簡便・即食のニーズは継続して高いと考えている」としたうえで、「生活者の内食、中食、外食を通じたさまざまな食事のオケージョンで『健康』『簡便』『新しい食体験』を提供する提案を進めていく」とした。

食酢では、お酢15㎖をおいしく毎日摂取する体験と、それによる共感を促す取り組みを「みんなのお酢活」プロジェクトとして実施する。「味ぽん」では、食品、調味料の枠を超えた体験や思い出となるブランドの接点を創出する「しあわせ、ぽん!」プロジェクトを始動した。

納豆では「『ユニークなアイデアで食生活に“新しい体験価値”をつくる納豆』をコンセプトに、『金のつぶ』ブランドに注力し、ユニークさ、新しさ、楽しさを届けていく」(吉永社長兼CEO)。

「金のつぶ にんにく醤油たれ」(6月1日発売)、「金のつぶ うな重納豆」(7月1日発売予定)などの新商品で「お客さまが楽しく、おいしく食べ続けられることに貢献し、納豆市場の活性化を図っていく」(同)方針だ。

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