「おうち時間に旬の味覚を」 石井食品、千葉県白子町の新玉ねぎとハンバーグのセットを通販で

石井食品は千葉県長生郡白子町の新玉ねぎとハンバーグのセットを自社の通販サイト「ダイレクトイシイ」で発売した。

今回発売する商品は「千葉白子町の新玉ねぎとハンバーグのセット」(新玉ねぎ6玉、ハンバーグ4個入り、レシピ付き・2千100円)、ハンバーグのみの「千葉白子町の新玉ねぎをつかったハンバーグ12個セット」(2千800円)、「白子町産新玉ねぎ5kg」(12~20玉目安、レシピ付き・2千500円)。さらに単品の「千葉白子町の新玉ねぎをつかったハンバーグ」(216円)も加えた。

ハンバーグはソースやパティに白子町産の新玉ねぎをふんだんに使用。ソースは新玉ねぎをピューレ状にし、炒めた刻み玉ねぎを入れることで素材の甘みを引き出している。新玉ねぎのおいしさや風味を損なわないため自社で皮むきしているほか、火入れ時間や配合などの試作を重ねて仕上げた。

同社では白子町の新玉ねぎを使ったハンバーグの製造販売を17年から手掛けているが、セットにすることで旬の味を家庭で楽しむだけでなくギフトにも対応することができる。

新玉ねぎは乾燥させずに出荷しているため、外皮が薄く白っぽい色をしているのが特徴。通常の玉ねぎより水分量が多くやわらかい。九十九里浜に面した白子町の玉ねぎ生産量は県内トップ。同地域は1年中穏やかな気候に恵まれており、塩分をたっぷり含んだ潮風とミネラルが豊富な砂質土壌で玉ねぎの栽培に適しているという。こうした環境で育った玉ねぎは、肉厚でみずみずしく生で丸かじりできるほど強い甘みがあると購入者からの評価は高い。

同社では16年から生活者と生産者をつなげることをテーマに「地域と旬」の取り組みを強化。約30地域の地場食材を用いた商品を販売している。担当者は「外出自粛が求められる今、この時期にしか食べられない旬の味覚を通して、おうちでの時間を有意義に過ごしていただきたい」と話している。

新玉ねぎの注文は5月31日まで、ハンバーグは7月20日まで受け付けている。

 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)