逆光線(コラム)馬車馬の要諦

馬車馬の要諦

土曜日だったので自民党総裁選を生中継で視聴することができた。批判の向きもある高市総裁の“馬車馬”発言に頼もしく感じ鼓舞されてしまった。自民党員に向けてのメッセージだったが、国土が狭く資源に乏しい日本が不安定な世界情勢の中で生き残るにはライフ・ワーク・バランスをかなぐり捨てるぐらいのがむしゃらさが必要だと感じ入ってしまった。

▼馬車馬の要諦は他人に強要しないことにある。あくまで自発的に沸き起こるものでなければならない。上司からハードワークを強いられる、あるいはトラブル対応などの外部要因で馬車馬にならざるをえなくなると「ツライ、ツライ」と心身が病みがちになる。

▼確かに高市総裁は「全員に馬車馬のように働いてもらう」と発言したが、前後の文脈を踏まえると決して無理強いするものではなく、石破前総裁が述べた「決意の表れ」というのが素直な受け止め方だと思う。

▼ドライバー不足に悩む食品・物流業界。ドライバーの労働時間上限規制が設けられているが、安全性を担保した上で、馬車馬のように働きたいドライバーのニーズにも対応してはいかがか。

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