14.2 C
Tokyo
15.9 C
Osaka
2025 / 11 / 04 火曜日
English
飲料嗜好飲料HARIO、ガラスのような透明感がありながらガラスではない急須を開発 軽くて割れにくいトライタン使用
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

HARIO、ガラスのような透明感がありながらガラスではない急須を開発 軽くて割れにくいトライタン使用

 HARIO社は、ガラスのような透明感がありながら、ガラスではなく、軽くて割れにくいトライタンを使った「フィルターイン急須 晶」を開発して発売している。

 トライタンは、医療器具を製造するイーストマン社が開発した合成樹脂素材。プラスチックなどの製造に使用される化学物質を含まず、安全性が評価されているほか、高い耐熱性・衝撃性・透明性や、においうつりしにくい特性がある。

 利便性については「開発担当者の“若い世代にもお茶の魅力を伝えたい”という思いもあり、細かなこだわりを形にした」(HARIO社)という。

 急須本体に直接茶葉を入れることで、茶葉が大きく開き、香りと旨味をしっかりと抽出できるようにした。

 取り外し可能なフィルターを採用して洗いやすさも追求。

 注ぎ口は細く設計。これにより「お茶の量をコントロールしやすくし最後の一滴まできれいに注げる構造にした」。
 メッシュ部分は茶葉が張り付きにくいデザインを採用し「二煎目、三煎目でもスムーズに抽出が可能」と説明する。

 希望小売価格は税込2750円。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点