「ネスカフェ」で自分の好きなことを発見し前向きな気持ちになるきっかけに――。
この想いから、ネスレ日本は「ネスカフェ原宿」(渋谷区神宮前)でアーティストの倉中るなさんとコラボレーションした「ネスカフェ みんなで咲かせよう満開の桜アートカフェ」を2月28日までの期間限定で開催している。
開催の目的について、2月6日のメディア体験会で海老原聡飲料事業本部アウトオブホームビジネス部スタンダードビバレッジユニットシニアブランドマネージャーは「『ネスカフェ』のブランドコンセプト“Make your world”を体験できる企画として考案した」と語る。
イベントでは、倉中さん監修による春らしさを詰め込んだ限定メニュー「桜ラテ」「桜パフェ」が提供され、最新の個展で展示された作品を含む倉中さんのアート作品の展示を鑑賞できるほか、参加型の桜アート展示も展開している。
参加型の桜アート展示は、倉中さんが描いた下地キャンバスに来場者が桜の花びらを貼っていくことで徐々に満開になり1枚の桜アートを完成させるもの。
![期間限定メニューとネスカフェ ゴールドブレンドネスカフェ Keepo 期間限定メニューと「ネスカフェ ゴールドブレンド」、「ネスカフェ Keepo」](https://shokuhin.net/wp-content/uploads/2025/02/4a9e8aca57dcca8072f4369a926f70c6-300x225.jpg)
完成作品は介護施設に贈られるほか、完成作品をイメージしたデザインの密封式キャニスター「ネスカフェ Keepo」が3月下旬に発売される。
海老原氏は「一人ひとりの力で大きな絵を完成させ、他の人を楽しませる。自分がまず楽しみ、周囲の人も楽しみ、最後は皆で楽しくなるという、まさに“Make your world”と同じ考え方」と語る。
倉中さんを起用した理由には、海の砂といった自然素材や使い古しのクレヨンを活用した作品を手掛け介護施設や医療施設の人を楽しませている点が「ネスカフェ」ブランドとの親和性が高かったことを挙げる。
倉中さんは「これまで介護施設や医療施設を中心に活動してきており、来場の皆さんと作品制作をする経験は初めて。どのような作品が完成するのか、非常にワクワクしている」と期待を寄せる。
イベントは、廃棄物の削減を目指すサーキュラーエコノミー構築に向けた活動でもある。
アート体験の素材や店内の装飾にもこだわり、下絵のキャンバスやシール、店内装飾の布やオブジェにもアップサイクル素材を使用し、店舗の空間全体でサステナブルな世界観を表現した。
期間中は、夏・秋・冬の季節を表現した倉中さんのアート作品が店内に展示され、倉中さん監修のメニュー「桜ラテ」「桜パフェ」も販売されている。
なお、“Make your world”は、ネスレグローバル共通のコンセプトで「ネスカフェ」がネスレの責任ある調達基準を満たしたコーヒーを使用していることをアピールしている。
日本では「ネスカフェ」で生産者や環境に配慮したコーヒー豆を100%使用しており、「ネスカフェ」を選ぶことが、自分やその周りの世界を変えるきっかけとなり、地球環境にもよい影響を与えるということを伝えている。
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