10.9 C
Tokyo
7.9 C
Osaka
2026 / 03 / 01 日曜日
ログイン
English
流通・飲食物流自動運転トラックの実証実験 ドライバー不足へ新対策 F-LINE
KNOWLEDGE WORK 20260303

自動運転トラックの実証実験 ドライバー不足へ新対策 F-LINE

食品物流会社「F-LINE」(味の素、ハウス食品グループ本社、カゴメ、日清製粉ウェルナ、日清オイリオグループが出資)は、2025年2月末から運送会社「T2社」とレベル2自動運転トラックによる幹線輸送の実証実験を開始する。

トラックドライバーの拘束時間短縮に伴う「2024年問題」を発端として、2030年には輸送能力が35%不足するとされる乗務員不足への対策として、新たな輸送手段の確保が急務となっている中、トラックの自動運転による加工食品幹線輸送が実現すれば食品物流の大きな手段となると判断した。

T2より関東⇔関西間での実証実験の打診を受け、まずは味の素とハウス食品グループ本社の貨物で実証実験する。往路は味の素商品を川崎物流センターから西宮物流センターまで在庫を移動。復路はハウス食品の商品を八尾物流センターから三郷物流センターまで移動する。車両はT2社の大型10tトラックを使用する。

自動運転レベルには「レベル1」から「レベル5」まであり、今回は有人運転により高速道路の特定区間でハンドルを離す「レベル2」。最終的には無人運転である「レベル4」を見据えた業務の構築(ドライバー不在による発地、着地での棚卸しオペレーション)。

今回、加工食品物流では初となるT2社の自動運転による幹線輸送の実証実験にF-LINEプロジェクトとして参加することで、次世代の幹線輸送の基盤づくりを推進。

また、T2社とともに最終的なレベル4自動運転トラックによる幹線輸送の実現を目指し、深刻化するドライバー不足、環境負荷低減などの社会課題解決に貢献する考え。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。