5.6 C
Tokyo
1.9 C
Osaka
2025 / 12 / 16 火曜日
ログイン
English
加工食品菓子バレンタイン、チョコレートの予算総額が減少 カカオショックと物価高直撃か インテージ調べ

バレンタイン、チョコレートの予算総額が減少 カカオショックと物価高直撃か インテージ調べ

 バレンタイン時期のチョコレートの予算総額が前年に比べて減少したことが、マーケティングリサーチ会社インテージの調査で明らかになった。

 同社は、バレンタイン時期にチョコレートを個人で購入して用意する女性1296人(n=1296)を対象に予算総額について調査。この結果、前年比9%減の4574円であることが判明した。前年のサンプルサイズはn=668。

 チョコの予算が増えた理由・減った理由の設問(n=172)では、ともに1位に「チョコが値上がりしているから」、2位に「物価高・円安だから」が浮上した。

 この結果を受け、同社は「今年はカカオショックや物価高の影響を強く受けるバレンタインとなりそう」との見方を示す。

関連記事

インタビュー特集

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。