カロリーゼロ、糖類ゼロ、アルコール分も0.00%でお酒気分を楽しめる「アサヒスタイルバランス」ブランドから、新たに無糖レモンフレーバーが登場する。
飲める人も飲めない人も楽しめる自由な飲み方「スマートドリンキング(=スマドリ)」の普及を進めるアサヒビール。ノンアルコール飲料の拡充にも力を入れる。
ビールテイストが市場の中心を占めるノンアル飲料だが、近年はカクテルテイストも拡大傾向。なかでもスタイルバランスはおいしさと「3つのゼロ」に加え、機能性表示食品として「+α機能」も備える「いいことよくばるノンアル」と位置付ける。
2月12日から発売の「食生活サポート無糖レモンサワーノンアルコール」では、RTD市場で人気が高まる「無糖」「レモン」をフレーバーに採用。食事の脂肪や糖分の吸収を抑える機能が報告されている難消化性デキストリン(食物繊維)を配合した。
カクテルテイスト飲料について、同社スマドリマーケティング部長の高橋哲也氏は「市場はまだまだ伸長する」とみる。
「ビールテイストの市場と比べて、まだ3分の1以下と未成熟。理由のひとつが、(缶チューハイなどとの)併飲者が少ないこと。RTD飲用者の7割以上がまだ飲んだことがなく、ここにアプローチすることがカギ」(3日の発表会で)。
食事に合わない、甘い、飲みごたえがない、といったネガティブなイメージを払拭することで、市場拡大につなげたい考えだ。
発売に合わせ、仲里依紗さん、尾形貴弘さんを起用したCMも放映。どんな食事とも合う、無糖ならではの甘くないすっきりクリアな味わいをアピールする。