豆菓子メーカーのでん六は今年、2月2日の節分に向けて「マメドル鬼(おに)」の2025年・節分キャラクターを採用して売場の盛り上げを図っている。
節分キャラクターは毎年、複数の素案の中から、本社・工場・各営業所の社員約470人によるアンケートで選ばれ、フジオ・プロダクション協力のもと生み出される。
素案は、世相や干支を反映。今年の「マメドル鬼」は、推し活ブームやアイドルグループの活躍が背景を受けて考案された。
「昨年6月に複数の候補で社内アンケートを行ったところ、10代~40代の男女から圧倒的な支持があった。今年の節分は2月2日のダブルピース。“一緒に豆をまいて、福を呼び込もう!”をコンセプトに、節分を楽しく盛り上げたいという想いが、当社の節分への思いと一致した」(でん六)と力を込める。
「マメドル鬼」は1月1日に公式サイトで情報解禁。
1月4日から2月2日の午前中にかけて、「マメドル鬼」を起用したTVCM「歌って踊る!伝説の豆まきアイドルデビュー!」篇を全国放映している。
同CMでは、昨年に引き続きアーティスト・May‘nさんとサウンドプロデューサー・JUVENILEさんの節分ソングを採用した。
WEB広告も展開している。
これらの取り組みにより、「マメドル鬼」は好評を博し店頭出荷は好調に推移している模様。早いところでは正月から店頭展開され、付録で提供している「マメドル鬼」の鬼面(ピンク)の追加注文が同社に多く寄せられているという。
同社は、店頭で鬼面を入手できなかった消費者に向けて公式サイトで対応。公式サイトではピンク・イエロー・グリーンの「マメドル鬼」の鬼面や塗り絵用お面(モノクロ)がダウンロードできるようになっている。

主力商品は小袋包装の「小袋福豆」(98g)や「福々まめ」など。
「『飾れる節分キューブ』など、まいて、食べて、飾って楽しい商品を多数取り揃えている」という。
「でんちゃん福ます」は、「マメドル鬼」のミニお面を付けて販売。ミニお面は、ピンク・イエロー・グリーンの3種類を用意している。
「節分豆まきバズーカー」は、子どもが手に持ちやすいように箱をコンパクト化した。

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