ダイドードリンコは12月20日、「自動販売機体験授業」を東大阪市立八戸の里東小学校で開催し6年生約80人が参加した。座学のほか、仕事体験では自販機への飲料補充などに取り組み、笑顔で楽しく学んでいた。
座学では同社社員が講師を務め、自販機の歴史をクイズ形式で出題したほか、新しい自販機として同社専用アプリでポイントがたまるスマイルスタンドや、飲料以外におかしやおむつも販売していることなど様々な自販機を紹介するとともに、プラスチックごみの課題にも取り組んだ。
プラスチックに対して講師は、様々なところで使われており、便利だからこそ、これからも使い続けるために、むだづかいしないこと、使用後はリサイクルすることなどの重要性を伝えた。
また、ペットボトルではリサイクル率は約9割あり、缶など含めた空き容器回収として自販機横のリサイクルボックスで回収しているが、課題としてそのボックスの3割にごみなどの異物が入っている現実を伝え、この問題を解決するために、回収したくなる空き容器リサイクルボックスを考えてみようと促し、児童は各班で考え多くのアイデアを発表した。自販機の仕事体験では、自販機への飲料補充体験、商品サンプル取り付け体験などに取り組んだ。
同社は、「子どもたちに社会学習の場を提供し、地域社会に貢献したい」「社会インフラでもある自動販売機に興味や愛着を持ってもらいたい」思いを具現化する一環で、自販機体験授業に取り組んでいる。