森永乳業は、10月上旬から「ピノ」を食べながらオリジナル番組が視聴できる「ピノTV」のコミュニケーションを開始した。発売49年目に突入したロングセラーは、箱を開けた瞬間のワクワク感と楽しい施策で、今後も幅広い世代が楽しめる商品を目指す。
10月9日の発表会で、冷菓事業マーケティング部の橋川淳一マネージャーは「求めやすい価格でおいしさと楽しさを提供してきた『ピノ』と、幅広い世代に人気のTV番組のコラボでワクワクと笑顔を届ける」と説明。
「ピノ」は1粒でシェアしやすいことから「ピノサイクル」という独自のサイクルをもつ。「子どもの頃に親に買い与えられ、成長して自分で購入し、大人になって子どもと一緒に楽しむピノならではのサイクル。箱を開けた時にワクワクして、誰かとシェアしたり、会話が生まれる中でみんなが笑顔になれるような世界を作りたい」(同)と力を込めた。
パッケージは全7種で、QRコードから番組を視聴できる。「ピノ談!」は、6粒の「ピノ」に扮したお笑い芸人のタカアンドトシ、スキンヘッドカメラ、ゴールデンルールズがトークを展開し、1番面白い話をした「ピノ」が最後まで食べられずに残るサバイバル要素が魅力。「ピノ恋」は「ピノ君」とのシュールな状況が楽しめる新感覚恋愛ドラマ。「ピノ歌謡祭」はロバート秋山さんのオリジナル楽曲が楽しめる。
発表会では各番組の出演者らが登場。タカアンドトシさんは「ピノTV」について「これはすごいのが始まるぞと思った。実際にやっていてとても楽しい企画だった」と振り返った。