ネスレ日本は「キットカット」史上初となる東京産カカオから作られたチョコレートを使用した「キットカットミニ東京カカオ」(4枚・税込756円、8枚・同1296円)を東京駅の手土産・お土産が揃う「東京ギフトパレット」内で12月6日まで販売している。
10月に10品リニューアルした「ご当地キットカット」シリーズの中で、東京エリア商品、小笠原の名産品である島レモンの果汁パウダーを使用した「キットカットミニ東京島レモン」(10枚・税込希望小売価格864円)も販売している。
「キットカットミニ東京カカオ」は、東京産カカオを使用した“メイドインジャパンキットカット”として日本独自で開発し、「東京ギフトパレット」のほか、羽田空港、成田空港、などでも販売の予定。
開発を担当したマーケティングスペシャリスト佐藤由樹氏は同商品について「東京カカオの特徴である力強い香りと優しい風味、『キットカット』の特徴であるサクサクとしたウエハースの絶妙なコンビネーションに仕上がった。今だけしか食べられない特別な『キットカット』を多くの人に楽しんでもらいたい」と自信をのぞかせる。
「知っているようで知らない東京の魅力を、商品を通じて発信したい」との考えも明らかにする。
パッケージにもこだわり、4枚入りは、カカオポットのカタチで、色合いも熟成具合によって色が違う果実を表現。素材には環境にも優しい古紙を採用している。
今回使用された東京産カカオは、平塚製菓がカカオという魅力的な果物を自分の手で育てて、東京で育ったカカオがどんな味のチョコレートになるのか味わってみたいと、小笠原で栽培・収穫・発酵したものとなる。