東京・銀座に常設店舗を構える「サッポロ生ビール黒ラベル」のブランド体験拠点が、7月5日からリニューアルオープンした。
コンセプトは「最もビールがおいしい瞬間はその日の1杯目。」。その日の1杯目を完璧な生ビール体験でスタートしてもらうことを徹底追求した通年型ビヤバー「サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR」は、東京メトロ銀座駅直結。改札を出てすぐ立ち寄れる好立地にある。
今月で開業6周年を迎え、ブランドの世界観により没入できる店内に刷新した。
「(ビール類の)価格改定や市況変化から5、6月の市場はやや冷え込んだが、『黒ラベル』は上期110%と好調。ブランドの世界観と生のうまさをお客様にご理解いただき、選択いただけるようになってきた」。4日の内覧会で、サッポロビールのビール&RTD事業部長・永井敏文氏が説明した。
「1人2杯までの制限やスタンディングスタイルもあり、お客様の入れ替わりが早い。銀座で気軽に一杯、黒ラベルの世界観を楽しめることにご評価いただいている」という。

進化した生のうまさを
今回のリニューアルでは、注文の動線に沿ってブランドの世界観に触れられるよう、複数のコンテンツを新たに展開。新設の「CLUB ZONE」はオンラインショップのグッズを一部販売するほか、映像コンテンツを放映する特別な飲用スペース。また宮城県特産の石材「伊達冠石(だてかんむりいし)」製のオリジナルドラフトタワーを設置し、十人十色の個性を受け入れる黒ラベルの姿勢を体現した。
さらに、泡品質の向上を目指してサーバーの泡付け穴の形状を改良した「パーフェクトチェンジャー3.0」を採用。きめ細かいクリーミーな泡が持続することで“一口目のうまさ”をより長く感じることができるようになるなど、“生のうまさ”の体験も進化している。
黒ラベルの熱狂的なファンを生み出す拠点として、年間12万人(昨年比120%)の来店を目指す。
