北海道の共同配送を再構築 配送拠点と車両を共同化 食品6社とF-LINE

食品メーカー6社(味の素、カゴメ、日清オイリオグループ、日清製粉ウェルナ、ハウス食品グループ本社、Mizkan)と物流企業のF-LINE社は、10月から物流効率の改善を目的に北海道地区の共同配送を再構築。配送拠点と配送車両を共同化することで物流効率を改善し、共同配送の仕組みを再構築することでCO2排出量を削減する。

6社は、2015年2月に効率的な物流合理性を追求するため「食品企業物流プラットフォーム」を構築。「競争は商品で物流は共同で」という理念のもと、F-LINE社と

①共同配送の推進
②中・長距離幹線輸送ルートの再構築
③物流の整流化・各種標準化(伝票電子化、外装サイズなど)

を図り、持続可能な物流体制の構築を目指してきた。

このうち北海道地区では16年4月より共同配送を行ってきたが、今回の再構築では現在2か所ある保管・配送拠点を今年10月に1か所に集約し、共同保管・共同配送により車両1台当たりの積載効率を高めるとともに配送回数を削減。これにより納品先への配送車両台数を削減し、荷受時の負担も軽減。次期ステップでは、環境負荷低減の一環として道内遠隔地納品の鉄道輸送活用を検討する。環境面でもCO2排出量の約16%削減を見込んでいる。

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