ドンキ「情熱価格」がアピタに登場 ユニーと新商品開発も

「ド」の文字をデザインしたドン・キホーテのオリジナルブランド「情熱価格」。同じPPIHグループで東海エリアを中心にGMSを展開するユニーのアピタで2月17日から7月6日まで、「情熱価格」の商品を集めたポップアップストア「アピタdeドンキ」を期間限定で実施している。アピタでドン・キホーテのPB(プライベートブランド)が販売されるのは今回が初めて。

ドン・キホーテでは09年に「お客さまの声をカタチに」をブランドメッセージに「情熱価格」を展開。21年2月には新しいブランドメッセージ「ドンドン驚キ」にリニューアルし、食料品から家庭雑貨、美容、衣料、家電など多種多様な品揃え。お買い得感や商品の隠れた魅力を「驚きのニュース」として伝えることで注目を集めている。

ユニーでは社名の由来となっている「ユニーク」な企業・店舗を目指す中で、買い物の楽しさを演出するためグループ会社のドンキのPB商品「情熱価格」の販売を決めた。1店舗当たり約2週間、合計41店舗のアピタで順次開催していく予定。催事コーナーなど店舗の一部に「情熱価格」の食品、衣料品、住居関連品など約160点を販売。

スタートとなったこの日、アピタ一宮店では多くのPOPを掲げたコーナーに「情熱価格」のテーマソングを流しPR。メディアでも紹介された「最後まで美味しい紅生姜せん」、日本の職人が真心込めて本気で作った「韓国味付け海苔12P」などが来店客の目を引いていた。ユニーのマスコット「アピタン」とドンキのマスコット「ドンペン」が応援に駆け付け、初共演した。

ユニーの渡辺英樹販売促進部長は「現在、ユニーとドン・キホーテが協力して商品開発に取り組んでいる。今後は、ユニーのPB『スタイルワン・プライムワン』で、情熱価格で人気の商品の展開、OEMでの展開も検討している。これまでアピタで取り扱いのない商品も展開することで、買い物を楽しんでもらい、新たな需要喚起につなげていきたい」と話している。

 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)