「綾鷹カフェ」が焼き芋自動販売機とコラボ “和素材のマリアージュ”でホットの「抹茶ラテ」と「ほうじ茶ラテ」を訴求

 日本コカ・コーラは11月18~20日の3日間、東京都渋谷区にある複合施設・渋谷キャストの屋外スペースで「綾鷹カフェ」シリーズと「あなたのまちの焼いも屋さん自販機」(焼き芋自動販売機)とのコラボ自販機を設置し1日先着180人に焼き芋と「綾鷹カフェ」を無料配布した。

 この秋に発売した「綾鷹カフェ」ホット製品の訴求の一環で、“和素材のマリアージュ”による冬の美味しい飲み方を提案した。

 21年3月に発売された「綾鷹カフェ」は、想定を超えた売れ行きで一時出荷停止となるなど話題も生み出しながら和素材ラテという新市場を開拓。「抹茶ラテ」と「ほうじ茶ラテ」の2種類を展開しており、今年8月には世界初のアイスコールドクーラーで氷点下の「綾鷹カフェ」を限定販売するなど、季節にあわせた訴求を進めている。

左から日本コカ・コーラの下永加奈子マーケティング本部緑茶事業部シニアブランドマネジャーと農福産業の松岡淳営業責任者 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
左から日本コカ・コーラの下永加奈子マーケティング本部緑茶事業部シニアブランドマネジャーと農福産業の松岡淳営業責任者

 11月18日取材に応じた日本コカ・コーラの下永加奈子マーケティング本部緑茶事業部シニアブランドマネジャーは「今年は日本茶ラテというカテゴリーが確立され、その中で綾鷹カフェは売上1位といえるようになった」と自信をみせる。

 「抹茶ラテ」のホット製品が9月に発売開始され、続いて「ほうじ茶ラテ」のホット製品が10月に発売開始されたことで、一年を通じた飲み方の提案が可能となった。

 「冬の美味しい飲み方を考えた時、風物詩としての焼き芋にたどり着き、その先に農福産業さまがいらっしゃった。自販機自体がユニークであることはもちろん、福祉に貢献する志にも共感した」とコラボの経緯を話す。

 「焼き芋自動販売機」は農福産業(本社・宮崎県日向市、児玉雄二社長)が運営を手掛ける。

 宮崎県から駆けつけた農福産業の松岡淳営業責任者は、今回のコラボについて「思いもかけず日本コカ・コーラさんからお声がけをいただいて本当に嬉しい」と述べ「我々は障害のある方たちの自立を支援し、所得向上を目指している。『焼き芋自動販売機』は23道府県に73台設置しており、この機会に全国に広がれば」と期待を寄せる。

偶然通りかかった井上順さんも和コラボを楽しんだ - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
偶然通りかかった井上順さんも和コラボを楽しんだ

 紅はるかを使用した同社の焼き芋は、砂糖などの添加物を用いず糖度40度に仕上げたもの。
 コラボ自販機では温・冷2種類が用意され、来場者はホットの「綾鷹カフェ」2種類のいずれかと焼き芋1種を選んで楽しんだ。
 イベントでは、日本のコカ・コーラCMタレント第一号を務めたタレントの井上順さんが通りかかって自販機を体験するという偶然のコラボも実現した。

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