近畿のイオン85店で「ラブベジ」企画 味の素大阪支社

味の素大阪支社は8日から14日まで、近畿地区のイオン、イオンスタイル85店で「All近畿ラブベジ企画」を実施した。2府4県3政令市と作成したレシピ本を、それぞれのオリジナルPOPとともに店頭に設置。地産野菜を使ったメニューを通し、野菜摂取の重要性をアピールした。

また、神戸南や野田阪神などイオンスタイル5店舗では、子どもたちの関心を高めようと周辺の幼稚園と保育園に、野菜カレーとミニハンバーグのレシピを載せたぬりえブックを配った。近畿では野菜摂取量が全国平均を下回る府県が多く、その拡大が課題となっている。

こうした中、11日にはイオンスタイル京都桂川(京都市)で、京都府や京都市と店頭イベントを行った。特設コーナーでは「鶏肉とカラフル野菜の中華煮風」など、大黒本しめじや九条ねぎといった京野菜を使って調理した料理8品を食材や調味料とともに展示。明治安田生命による「べジチェック」測定会も行われ、買物客の関心を集めていた。青果売場の地元野菜を集めたコーナーでは、味の素製品との関連販売も行った。

味の素大阪支社では「素材、商品、メニューをセットで提案することで、手に取ってもらいやすくなる。ASV(味の素グループシェアドバリュ)が根付いてきたのを実感している」と説明する。

イオンリテールは「レシピ訴求やべジチェックにより“見える化”しているので、野菜摂取の大切さを感じてもらいやすい」、京都市健康長寿企画課は「健康増進の取り組みに関わる事業者が広がっている。さらに地産地消を訴求することで、地元野菜の啓発にもつながる」とそれぞれ期待を示した。

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