ギフト 需要減の原因は

中元はお世話になっている人にあいさつかねて品物を贈るしきたりだが、「和のしきたり(日本文芸社)」によると古代中国の道教の年中行事「三元節」(旧暦の1月15日「上元」、7月15日「中元」、10月15日「下元」)の一つで、日本ではお盆時期と重なり風習が根付いた。

▼この中元文化が若年層に伝わっていない。60歳代以上の贈答ユーザーは6割を占め、中でもハムギフトは7割以上と、若年層開拓は業界の喫緊の課題。そこでハム各社は20~50代の開拓を急ぐ。ポイントは20~50代の子が、60代以上の親世代へ思いが伝わるギフト。各社が注力するSDGs視点も取り入れた「健康ギフト」は、自家需要含めて堅調とのこと。

▼父親が80歳を迎えた。ステーキを食べたいが噛み切れないという。日本ハムの新商品「やわらかサーロインステーキ」は、ナチュラルビーフながら従来の4分の1の力で噛める。相手の状態が分かるからこそ傘寿のお祝いに自信をもって贈れる。

▼従前のあいさつ的贈答は、洗剤を贈ったが本当は海苔が欲しかったかもしれない。このズレが需要減少の遠因ではないか。自家需要伸長はうなずける。

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