高知・仁淀川河岸にアーモンド植樹 地域活性化へ5者連携 六甲バター・旭食品

六甲バターと高知県に本社を置く旭食品は、同県と同県の日高村、仁淀川町と5者で、アーモンドの樹と仁淀(によど)ブルーを活用した地域活性化に向けた連携協力協定を12日に締結した。

六甲バターは主力のQBBチーズなどでアーモンドを使用した製品を提供しており、「大切な身近な存在」に位置付ける。また、仁淀ブルーとは、透明度の高い仁淀川の独特の美しい青色から名付けられたもので、同社の塚本哲夫取締役相談役が仁淀ブルーの美しさに惚れ込み、仁淀川の賑わい作りの一環としてアーモンドの植樹を旭食品に提案したことから、今回の提携に至った。

20年から旭食品と日高村、仁淀川町が協力し、アーモンドの植樹に適しているかの試験植栽を実施し、試験した4か所すべてで生育に適していると判定された。これを受けて22年2月に159本を植樹し、3月には2町村の3か所に記念モニュメントを設置している。

今後は引き続き仁淀川の河岸周辺へのアーモンドの植樹、その植樹したアーモンドと仁淀ブルーを活用した地域活性化の取り組み推進、社員や住民などの交流の推進などに取り組む。

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旭食品・竹内孝久社長

六甲バターさまから「仁淀ブルー」の話が出たことは地元民として素直にうれしい。つなげる役割がわれわれの仕事なので、商品の販売だけでなく、イメージ(=付加価値)も消費者に届ける。観光資源(高知)と食をつなげる地域振興に尽力する。

六甲バター・塚本浩康社長

神戸と高知、それぞれ地方都市で根を張って頑張っている企業同士で協業する。試験植樹から2年ほどかかっての締結式となったが、数年後に憩いの場所となってほしい。そういう場所に豊かな食文化が生まれてくると思うので、継続して地域社会を応援し、また役に立っていきたい。

高知県・濱田省司知事 交流人口も拡大し、産業新興にもつながるうれしい効果が期待できるプロジェクト。関西との経済連携で高知を元気にしていきたい。

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