サントリーグループは3日、植物由来原料100%使用ボトルの開発に成功したと発表した。
同PETは、米国バイオ化学ベンチャー企業・アネロテック社と共同開発したもので早期の実用化を目指す。実用化に成功すれば、化石由来原料の新規使用の削減につながり、2030年を目標年度とするボトルの100%サステナブル化を大きく推進することになる。
サントリーでは13年から「サントリー天然水」に「モノエチレングリコール」を植物由来原料で生成した植物由来原料30%のボトルを導入している。
残りの70%を構成するテレフタル酸の前駆体「パラキシレン」を植物由来素材から生成すべく、2012年からアネロテック社と共同開発を開始し、このほど試作品が完成した。
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