アークス 上期は売上高3.2%増 一層のコスト削減へ

アークスは20日、22年2月期第2四半期決算発表会を開催した。連結業績は、売上高3.2%増(2千912億円)、営業利益19.4%減(83億円)、経常利益18.8%減(92億円)、当期純利益21.4%減(59億円)と増収減益での着地となった。

売上高は、4-5月は前年の反動がみられたものの、品ぞろえおよび価格政策の強化により、7月以降多くの店舗で前年比プラスに転じた。特に都市部店舗が堅調に推移したことや、オータニの業績寄与による。営業利益は、昨年チラシやポイントサービスなどを自粛した反動や、最低賃金の上昇による給料・手当の増加などで、販管費が増しマイナスで着地した。ただ、昨年の反動減は想定の範囲内で予算はクリアし、前期比の減益幅も縮小傾向のため、通期計画も達成可能だとみている。

横山清代表取締役社長は、アークスグループの取り組みについて「時代の変化をとらえ、次世代のスーパーマーケットがいかにあるべきかの課題に挑戦する」とし、価格訴求の強化、DXの推進、コスト削減努力、八ヶ岳連峰経営の拡大、新日本スーパーマーケット同盟の活動深化を挙げた。

消費者の節約志向・低価格志向の加速への対応については、価格訴求が一番の近道だが、原料高騰による仕入価格の上昇の問題がある。横山氏は「値上げはしない。さらなるコスト削減が必要だ」と述べ、ラルズと東光ストアの2社間において3拠点に分かれていた配送センターを6月に1か所に集約したことを挙げた。