花王「ヘルシア」の茶カテキンなど独自素材の提供ビジネス開始

機能性表示食品届出や製品開発もサポート

花王は、「ヘルシア」シリーズの機能性表示食品の原料として使用している同社独自のポリフェノール素材の提供ビジネスを開始した。提供する素材は、茶カテキン素材「ルナフェノンT―100」とコーヒー豆由来クロロゲン酸類素材「ルナフェノンC―100」の二つ。

素材提供にとどまらず、「ヘルシア」で培われたノウハウや豊富な研究データに基づく知見を生かして、機能性表示食品届出の業務サポートや製品開発サポートなど広範囲のソリューションサービスも行う。

最初の提供先となったのはダイドードリンコで、20日に新発売される「ルナフェノンT―100」を配合した機能性表示食品のエナジードリンク「The BURNING」の開発をサポートした。

2日、ダイドーとの発表会に臨んだ花王の片寄雅弘執行役員ケミカル事業部門統括は「自社だけでなく、さまざまなパートナーさまとともにポリフェノールの機能をより広く届けることで食を通じた健康増進に貢献していく」と述べ、素材の販売に注力していく考えを示す。

製品開発サポートでは、花王独自の苦味抑制技術や食品加工技術を活用。「用意している二つの素材は独自の手法で精製し苦味を抑えており、エナジードリンク以外にもいろいろな食品と合わせることができる」という。

なお、花王のケミカル事業は連結売上高の約17%を占め、油脂・機能材料・情報材料の3分野を柱としている。