製粉協会 新会長にニップン・前鶴氏

製粉協会は25日、「第75回定時会員総会」を開催し、すべての議案が満場一致で承認された。役員改選では、前鶴俊哉氏(ニップン社長)を新会長に選任した。

前鶴新会長は「大役を重要な時期に務めることになった。今後、新型コロナウイルスの感染拡大をいかに克服するかが最大の課題となる。小麦粉は国民の食生活に欠かすことのできない重要な主食であり、いかなる事態でも会員が総力を挙げて安定供給に努めなければならない。経済が軌道に乗るまで我慢は続くが、ともに乗り越えていただきたい」と会員に向け協力を仰いだ。

前会長の新妻一彦氏は退任に際し、「この1年間、2度目となる会長を務めさせていただいた。コロナ禍で経済、社会活動にも厳しい制約が付き、思うような行動ができなかったが、会員の皆様のお陰で会長としての責務を果たすことができた。小麦粉の需要は外食、観光、イベントの減少で業務用が大幅に落ち込んでいる。需要回復には相当な時間を要すると覚悟せざるをえない状況で、業界を挙げて地道な取り組みが必要になる。対応すべき課題は多いが、こうした状況下でも前鶴新会長のもとで競争力強化に努め、安心安全な小麦粉を安定供給していきたい」とあいさつした。