農林水産・食品輸出額 上期3割増 「1兆円」射程に

農林水産省のまとめによれば、今年6月までの農林水産物・食品の輸出額は前年同期比31.6%増の5千773億円。政府が当面の目標としてきた「年間1兆円」の初達成に王手がかかった。このうち農産物は29.0%増(3千754億円)、水産物33.0%増(1千371億円)、林産物46.6%増(281億円)。輸出先国・地域別では、1位が香港、次いで中国、アメリカの順。

昨年の農林水産物・食品輸出額は1.1%増の9千223億円。コロナ禍で輸出全体が二ケタの減少となる中で健闘し、8年連続で過去最高額を更新した。

政府が昨年から新たに設定した目標では「30年までに5兆円」を掲げる。達成には毎年平均18~19%の増加が必要となる計算。今年このまま3割増で着地できれば、まずは大きな一歩となりそうだ。