「UCC BLACK COLD BREW」出足好調 「香るどブリュー」のコミュニケーションにも手応え

UCC上島珈琲が3月22日に発売開始した新ブランドのペットボトル(PET)コーヒー「UCC BLACK COLD BREW」が好調な滑り出しを見せている。取材に応じた油谷仁敬飲料マーケティング部部長は「3-4月で計画に対して大きくプラスしている」と語る。導入も前身のPETコーヒー商品と比べて拡大し、特にスーパー・量販店での露出が拡大しているという。

女優の池田エライザさんを起用し「香(かお)るどブリュー」をキーメッセージに掲げたTVCMも好評。「コミュニケーションでは従来と異なるアプローチができ、SNSを見ていると、話題にしていただいている部分と『飲んでみておいしい』というお声をちょうだいしている」と述べる。

同社の飲料事業の中で年間通じて最注力していく考えで、夏場には春先に実施した店頭でのマストバイキャンペーンなどの展開を検討。「多くの方に飲んでいただき『おいしい』という声を広げていきたい」と意欲をのぞかせる。

油谷仁敬部長(UCC上島珈琲)
油谷仁敬部長(UCC上島珈琲)

中味は止渇性と嗜好性の両立を図った。喉の渇きを潤すすっきりとした飲み口に加えて、PETコーヒーユーザーの味覚の基準がレギュラーコーヒーになってきているとの見方から、レギュラーコーヒー本来の香り高さや味わいが楽しめるように仕立てられた。

製法としては良質の天然水100%を使用して「低温じっくり抽出」を採用した点が最大の特徴。通常、コーヒーは熱水で抽出しそのときの香りは飛散していく傾向にあるが、「COLD BREW」では丁寧に熱をかけず現行品の1・4倍の抽出時間をかけて豊かな香りを最大限閉じ込めている。

焙煎にもこだわった。軽やかな香ばしさを引き出す短時間焙煎と、コーヒーのコクをじっくり引き出す長時間焙煎に加えて、UCC独自技術であるアロマフリージング製法を採用した。アロマフリージング製法は、焙煎直後の豆をマイナス2℃で瞬間冷却して炒りたての香りを豆の内側に閉じ込める製法となる。