関心高まる「気候変動」リスクと機会

最近、「気候変動」という言葉をよく耳にする。地球温暖化が地球全体の気候を大きく変える「気候変動」を引き起こすとも言われている。台風や洪水、集中豪雨が多発しており、天気予報でも「過去に経験のない」という言葉が飛び交い注意を喚起。これも「気候変動」が原因だ。

▼2016年には気候変動のリスクと機会について情報開示する企業を支援する「気候関連財務情報開示タスクフォース」(TCFD)が設置され、日本国内でも食品業界を含め342社がTCFDに賛同している。

▼大雨や気温上昇による農作物の収量など、気候変動による「リスク」は計り知れない。一方で「機会」に対する関心も高い。企業は気候変動を機会ととらえ、経営戦略に織り込むことで事業を安定的に成長・継続させることを目指しており、食品企業の長期経営戦略にもこれを盛り込んでいる。

▼今年は東日本大震災から10年目の節目を迎える。個人も企業も防災への意識を高める必要があるが、一方で「気候変動」に伴う危機も認識する必要がありそうだ。