2月5日は「にゅうめんの日」 冬の需要促進に力

手延べ麺、機械麺の生産者で組織する全国乾麺協同組合連合会はこのほど、冬場の普及策として2月5日を「にゅうめんの日」に設定。7月7日の「そうめんの日」とともにアピールを強化し、消費拡大に取り組む。

「煮(に)うめん」は、そうめんを温かくして食す料理。そうめん産地では昔から親しまれてきたメニューだが、一般的な認知度は高くない。「夏のイメージが強いそうめんを一年を通して利用してもらえるように、にゅうめんの日をきっかけに普及に努めていく」(全乾麺)という。「に(2)」と「う(中国語数字5を表す)」を組み合わせて決めた。

そうめんは中国との関わりが深い。約1千300年前の大和政権の時代、遣唐使が中国から麺の製法を持ち帰ったのが起源とされている。地域一帯で疫病が流行り、日本最古の神社である三輪明神・大神神社(奈良県桜井市)の神主の息子が小麦を挽き、棒状にこね、乾燥させる保存食を民に広めた。それが後に細く長くなって、そうめんとして江戸時代には全国に広がった。

大神神社では毎年2月5日に、三輪そうめんの商売繁盛を願う祭りが執り行われる。乾麺商戦の始まりともされ、全国から乾麺業者が集う。その2月5日にちなんで制定された。