赤ちゃん連れ出勤の石井食品・石井社長に“スーパーダディアワード” 子育て後進国に一石

男性の育児参加を推進するスーパーダディ協会はこのほど、石井食品の石井智康社長を「スーパーダディアワード2020」に選出した。同賞は夫婦が平等に仕事、育児、家事をシェアできる世の中になることを目標の1つに掲げており、日常で自然に実行できる「スーパーダディ」を表彰するもの。

今回で4回目の開催で、17年はJリーガーで元日本代表の大久保嘉人選手、18年は書道家の武田双雲さん、19年はラグビー日本W杯日本代表の中島イシレリ選手が受賞している。

選出の理由について同協会の高橋一晃理事長は「赤ちゃんを抱っこしながら出社する石井社長の1枚の写真は当協会メンバーにとってかなりのインパクトだった。社長のこの行動力は、父親による子育ての後進国である日本に一石を投じた。父親が(乳児を)抱っこしながら仕事できる国になったら、国連発表の『世界幸福度ランキング2020』で62位という日本のランクは一気に上がるはず」と述べた。

石井社長は「育児や家事に時間を費やすほど、その難しさと大変さを思い知っている。これらが対立軸でなく、どちらも良い影響があるよう取り組みたいし、協会の皆さんや多くのお父さん、お母さんと一緒にいろいろなやり方を模索していけたらと思っている。石井食品としても子育てに役立つ商品づくりに励んでいきたい」と意欲をみせた。