様々な法改正の情報共有を重視 全国清涼飲料連合会・高橋修一技術部長

飲料業界をとりまとめる全国清涼飲料連合会・技術部は様々な法改正への対応を課題に掲げる。

伊藤園から全国清涼飲料連合会(全清飲)へ4月に出向した高橋修一技術部長は「業界に影響を与えるような法改正がここ数年行われている」と述べ、中でも今年3月に経過措置期間が終了した食品表示基準(栄養成分表示の義務化・添加物の分別表示・新製造所固有記号の使用)のインパクトが大きいとした。

「このような問題をクリアにして情報を吸い上げ、会員の皆様に情報と知識を共有できる体制を整えていくのが技術部の使命」と語る。

具体的には、パブリックコメントの機会を利用して会員からの意見や情報を吸い上げて行政に持ち込む。「会員の皆様が不利益にならないように持っていきたい」という。

加えて、来年5月31日に経過措置期間が終了し義務化されるHACCP(ハサップ)に向けては講習会を実施していく。「経過措置期間が終了するまでに会員様の実施状況を確認し、未実施のところにはアドバイスさせていただく」考えだ。

高橋技術部長は、1960年東京生まれ。84年、東京農業大学農学部農芸化学科卒業後、異業種での経験を経て91年に伊藤園入社。茶葉原料販売や飲料OEM受託営業を担当し93年にマーケティング部、08年にチルド営業部、13年に品質管理部を歴任。マーケティング部商品企画部時代には、キャンディー・野菜チップスなどお菓子の商品企画やお茶のおにぎりをはじめとする流通とのコラボ企画、カテキン染めなど「伊藤園のメイン商品以外を担当した」

飲料に関わったのはチルド営業部時代の紙パックと直近の5年間だが「飲料以外の経験が逆に強みだと考えている。多岐にわたり様々な業者様と関わり、製造のなりたちも学んできたので、そこらへんは上手く応用していきたい」と意欲をのぞかせる。