関西スーパー、大阪富田林に出店 随所で健康訴求 抗菌のカートやレジ台導入

関西スーパーは13日、大阪府富田林市に「富田林駅前店」を開店した。全社65店目、府内では37店目、市内では金剛店につぐ2店目となる。商業施設「じゃんぼスクエア富田林」の核店舗で、100円ショップの「セリア」も同日オープン。今後、医療モールが開業する予定がある。

ウイズコロナの中での新たな生活様式を見据え、同店から導入したのが菌が99%無害化されるというSIAA仕様のカート。レジ台やサッカー台も抗菌素材でできており、感染防止へ向けさまざまな対策を講じた。

惣菜コーナーの「デリカステーション」は減塩醤油、酢、希少糖などを使ったメニューを用意。それぞれ色分けし、分かりやすく配置した。他の売場でも「アスクドクターズ」や「かるしお」の認定商品、ベジミートなどの健康訴求型商品を強化。全品目の1割近くを展開する。柄谷康夫営業副本部長は「今後、間違いなく健康意識は強まる。食べ方も含め幅広い年齢層へ向け、売場で具現化した」と説明する。

生鮮の「サラダステーション」ではカット野菜、パック詰めサラダのほか、ローストビーフやスモークサーモン、日配の卵加工品や豆、ドライのトッピング素材など買い物客の利便性を高める狙いで、部門を超えた関連商品を一堂に集めた。

このほか55店で展開する徳島県の直送野菜「すきとく市」は地元・南河内の野菜と並べて展開。精肉売場では支持が強まるノントレー品を集めるなど随所でテーマに沿ったコーナーを展開した。

同店は1日約1万3千人が乗降する近鉄長野線富田林駅から東へ250m。1.5㎞圏内の人口は2万8千人、世帯数1万4千でSM3店、DS2店、DgS4店の競合店がある。「同質化競争をせず、地域に根付いていきたい」(柄谷副本部長)としている。

【関西スーパー富田林店概要】売場面積1千417㎡、営業時間9時~22時、レジ台数7台、駐車台数82台、駐輪台数124台、従業員数60人(正社員20人、パート・アルバイト8時間換算40人)