下仁田ねぎのハンバーグ発売、地域振興に貢献 石井食品

石井食品は11日、「群馬県下仁田町産下仁田ねぎを使ったハンバーグ ねぎ味噌ソース」を発売した。価格は税抜きで350円。1月末頃までの販売を予定しているが、旬の下仁田ねぎがなくなり次第終了する。県内近隣の道の駅やJR高崎駅、テーマパークのほか自社の通販サイトなどで展開。

下仁田ねぎは群馬県下仁田町の特産品として有名で、味のよさと外見の特徴から「殿様ねぎ」とも呼ばれている。播種から収穫まで15か月かかり、11月に入り何度か霜に当たると甘みを持つようになるのが特徴となっている。

石井食品では、熱を加えた際の特有の甘味と香りの強さ、とろみを持つという性状を生かし、ハンバーグソースとして使用した。

さらに上野村の十石味噌を使用することで味を決定づけ、地域色を強めている。伝統野菜である下仁田ねぎを守るとともに、地域特産品の魅力をアピールする。

下仁田葱の会・田中芳重会長
下仁田葱の会・田中芳重会長

5日に「道の駅 しもにた」で行われた商品発表会には、下仁田町町長の原秀男氏のほか、生産者を代表し下仁田葱の会の田中芳重氏、堀口博志氏、上野村農協代表理事の黒沢清隆氏らが出席。下仁田ねぎの特徴や地域活性化、今後の課題などをテーマにディスカッションを行った。

原町長は「共に知名度の高い石井食品のハンバーグと下仁田ねぎのコラボということで、今後について大きな期待をしている」と喜ぶとともに、「下仁田ねぎにとってはさらなる販路拡大が必要。後継者の育成など課題は多いが、とても重要な今後のテーマになる」と展望した。