ニップン冷食 伊勢崎工場第2工場が完成 トレー入り製品の需要増に対応

ニップングループのニップン冷食では、44億円をかけて建設中だった伊勢崎工場冷凍食品第2工場が完成し、9日に竣工式を行った。

同工場では「ニップンいまどきごはんシリーズ」や「ニップンよくばりシリーズ」といった家庭用冷凍食品を製造。年間生産能力は4千200万食を見込み、隣接する第1工場と合わせると年間7千800万食の冷凍食品を製造することが可能になる。ニップングループではライフスタイルの変化により需要が高まる家庭用冷凍食品事業を強化することで、多角的総合食品企業としての成長につなげる。

フリーザー(ニップン冷食 伊勢崎工場 冷凍食品第2工場)
フリーザー(ニップン冷食 伊勢崎工場 冷凍食品第2工場)

9日に開かれた発表会で前鶴俊哉日本製粉社長は「ここ数年、順調に伸長してきた当社の冷凍食品事業をさらに拡大させたい。冷凍食品の需要は世界的に高まっており、グループのタイ冷凍生地工場も近々に完工する予定だ。冷凍食品は『簡単』『バラエティー』『時短』『個食化』など時代のキーワードにも合致する。こうした背景から当社のトレー入り食事セットや米飯類は好調に推移し、直近5年で約3倍の規模になっている。引き続きさらなる需要拡大が想定できることから、第2工場を建設した」と経緯を説明した。

同工場では、冷凍パスタなどを含めた家庭用冷凍食品の大半を製造可能。最新鋭の設備を導入しており、時間当たりの生産能力の向上などを実現した。また安全面を重視し、品質管理のオペレーションでは室外からアレルゲンの進入を防止するなどの対策も施している。