3000円の缶詰「K&K奇跡のエスカルゴ」 完全養殖の最高級ブルゴーニュ種を使用 国分グループ本社

国分グループ本社は、三重エスカルゴ開発研究所(三重県松阪市、高瀬俊英代表)との共同開発で、最高級ランクのブルゴーニュ種エスカルゴを使用した調理缶詰「K&K奇跡のエスカルゴ・ド・ブルゴーニュ~自家製ガーリックバターソース~」を発売した。

ブルゴーニュ種は“エスカルゴの王様”と言われ、フランス料理を象徴する高級食材だが、フランスでは絶滅の危機に瀕し、保護育成種に指定されている希少な食材。繁殖力が弱く、養殖は難しいとされていたが、三重エスカルゴ開発研究所が世界で初めてブルゴーニュ種のエスカルゴの完全養殖に成功した。

今回、同じ三重県松阪市を発祥地とする国分グループとの取り組みで、完全養殖のブルゴーニュ種エスカルゴを使用し、4年の歳月をかけて世界にも類のないグルメ缶詰を開発した。

16日に国分本社で開かれた記者会見には、國分勘兵衛会長兼CEOをはじめ、来賓の在日フランス大使館マリー=エレーヌ・ル経済部農務参事官らが出席した。

鈴木英敬・三重県知事、竹上真人・松阪市長からビデオメッセージが贈られたほか、共同開発パートナーの三重エスカルゴ開発研究所の高瀬代表もオンラインで参加。「奇跡のエスカルゴ」調理缶詰を通じた、日仏の食文化発展に期待を寄せた。

「K&K奇跡のエスカルゴ・ド・ブルゴーニュ」は、内容量60g(F3号缶)、税別希望小売3千円。同研究所で完全養殖されたブルゴーニュ種エスカルゴ6粒(1缶あたり)を使用。ガーリックバターソースも同研究所のレシピで、本場フランスで愛されている、なめらかな食感と深い滋味に仕上げた。

販売チャネルは百貨店、高質スーパー、ECサイト、ROJI各店、三重県内を中心とした土産店など。地元松阪市のふるさと納税返礼品にも採用が決まっている。

国分グループでは、貴重なブルゴーニュ種のエスカルゴと、同社が取り扱うフランスワインとのマリアージュを提案し、日仏の食文化交流の促進と、グループ発祥の地である三重県松阪市の地域創成にも貢献する方針。また、次世代タンパク源の新たな選択肢として、ブルゴーニュ種エスカルゴの完全養殖普及にも役立てていきたいという。