最前線で闘う人々に目を

先日のこと、自分の書いた記事が246万PVを記録した。この数字の意味をまったく理解していなかったが、記事に対するコメント数の多さに驚いた。

▼記事は、食品スーパーの4月の既存店売上高の伸びが高かった、という内容。特段ニュース性の高い記事でもなかったが、記事に対し寄せられたコメントはどれも傾聴に値するものばかり。

▼コメントの多くは、小売業などに勤務されている方やご家族からのものだった。食品スーパーの売上げが好調に推移する裏側で、新型コロナウイルス感染症拡大という状況下、感染リスクを抱えながらライフラインを維持すべく、奮闘されている従業員の方々やご家族の生の声が心に響いた。

▼6月に入り新型コロナは収束に向かうかに見えるが、第2波への懸念は残る。今回、小売の従業員に対し、来店客からの心ない言動が多発。見かねたスーパー3団体が営業継続への理解と協力を訴えるほどだったが、小売が崩壊した場合、われわれの暮らしは立ち行かなくなる。ライフラインの最前線で働く従業員をどう守るか。第2波への課題だ。