「三井物産流通HD」設立 三井食品、ベンダーサービスなど中間流通4社を傘下に

三井物産は15日、小売・外食事業者向け食品・日用品雑貨の中間流通機能を担う100%子会社4社(三井食品、ベンダーサービス、リテールシステムサービス、物産ロジスティクスソリューションズ)およびその保有事業について、6月1日に新設した三井物産流通ホールディングス(三井物産100%出資、以下MRH)の傘下に資本統合したと発表した。

この統合により、これまでグループ各社に分散していた知見や資産の組織横断的な活用を加速するとともに、4社の事業運営で培った機能のさらなる先鋭化・高度化を実現するのが狙い。

4社の事業規模は、三井食品(連結売上高8千202億円)、ベンダーサービス(4千50億円)、リテールシステムサービス(1千881億円)、物産ロジスティクスソリューションズ(579億円)。三井物産流通ホールディングスの事業規模は、単純合算で1兆4千713億円となる。

三井物産では、国内外の経済・社会環境の変化が加速し、今後ますます事業の不確実性が高まる中で、中間流通領域において「グループ機能の有機的・機動的な活用を通じて、より迅速に社会的課題の解決に取り組む」との方針に基づき、MRHとのさらなる連携のもと、三井物産本体で推進するデジタル技術を用いた消費者向けサービス、消費者物流事業への取り組みや、新たな価値の創造に挑戦していくとしている。

なお、今回の資本統合により、4社の組織および事業運営に変更はなく、新設した三井物産流通ホールディングスの傘下となる。

三井物産流通ホールディングスの概要については次の通り。

▽本社所在地:東京都港区虎ノ門1―21―19 東急虎ノ門ビル
▽代表取締役社長:植田勲
▽事業内容:グループ各社の管理統括
▽資本金1億円(三井物産100%)