中元も3密回避 名古屋栄三越で商戦スタート

名古屋三越栄店は5月27日、今季の中元商戦をスタートした。今年も名古屋市内の百貨店ではいち早くギフトセンターを開設。ギフト展示コーナーや受注カウンター・待合スペースは、新型コロナウイルス対策として「3密」を避け、ゆったりとした通路幅やスペースを確保。郵送・FAXによる「らくらくオーダー」やオンライン受注を推奨して、安全・安心な購入体制構築に努める。店頭受け付けは7月27日まで。売上目標は前年並みの約9億円。

今年の中元カタログも、前年同水準の約2千300点をラインアップ。名古屋オリジナル企画では「名古屋三越 夏のギフト」や自家需要限定の別冊「おうちセレクト」&「OSOTO GOHAN」(2企画で1冊、11頁)を用意した。

「名古屋三越 夏のギフト」では、地元人気珈琲工房の焙煎士監修によるドリップバッグ詰め合わせや、地域名産品を使った自家製ジェラートをはじめ、和洋スイーツ、酒、デリカテッセンなどを取り揃えた。

一方、自家需要限定カタログは昨夏と比べ約30%品揃えを拡大して約130アイテムを展開。「おうちセレクト」には旬のグルメから日用品までを、「OSOTO GOHAN」では自宅パーティ用の肉や洋菓子、アイスなどを集めた。

ギフトセンター内での新型コロナウイルス感染拡大防止策としては、手指消毒の推奨のほかギフト展示コーナーの通路幅を拡大し、サンプル展示を取りやめた。受注コーナーは広さを例年の約2倍確保。受注カウンターは隣接させずに単独設置。両側にパーティーション、店員と客の間には飛沫感染防止クリアシートを設置している。

「(コロナの影響で)外に出づらい環境下でのスタートとなったが、情報を発信しながら、中元シーズンが始まったと少しずつ感じていただき、ピークの6月下旬に向けていく。中元自体はダウントレンドになってきているが、贈り先に喜んでいただけるものを真剣に探しているお客さまに、われわれは商品で応えられるようにしたい」(桜井実食品・レストラン営業部マネジャー)。