5.8 C
Tokyo
3.2 C
Osaka
2026 / 02 / 01 日曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料徳之島産コーヒー 23年に本格販売 進む整備 味の素AGFが第二農場開設

徳之島産コーヒー 23年に本格販売 進む整備 味の素AGFが第二農場開設

味の素AGF社(AGF)は、17年6月から鹿児島県奄美群島で実施している「徳之島コーヒー生産支援プロジェクト」の一環として、徳之島南端の伊仙町で17年に開設した「AGFコーヒー実証農場」(第一農場)に加え、今年4月11日に第二農場をオープンした。

徳之島は北緯27度40分とコーヒーベルトから離れているものの、平均気温が21.9℃と四季を通じ温暖多雨の亜熱帯海洋気候で、日本国内でも数少ないコーヒー豆が生産できる地域の一つとして注目されている。

徳之島コーヒー生産支援プロジェクトは、徳之島コーヒーが次世代につながる事業へと発展していくことを目的に、伊仙町、徳之島コーヒー生産者会、AGF、丸紅の4者が手を携えてコーヒーの生産拡大に取り組む活動で、AGFは事業活動を通じて心身の健康や共生といった社会価値の創出への取り組みであるAGF-SVの一環として、国産コーヒー豆を使った商品開発に取り組んでいる。

現在、徳之島全体の収穫量は100㎏に満たず島内の消費でほぼ終わっているものの、22年には収穫量を1t(コーヒーの木1万5千本)に拡大してテスト販売を行い、23年からは3t(コーヒーの木2万本)の収穫量を見込み数量限定で発売していく計画を立てている。

AGF社員研修の様子(AGFコーヒー実証農場)
AGF社員研修の様子(AGFコーヒー実証農場)

生産拡大に立ちはだかる台風被害や土壌改善、設備不足などの諸課題に対しては、AGFと丸紅が多岐にわたり支援。農場で苗植えや収穫などを手伝うAGF社員の体験型研修は、これまで計7回実施された。累計参加者数は92人に上る。

今後は、本格販売に向けて引き続き徳之島コーヒー生産者会が主体となって育苗数の拡大と生産農地の拡大に取り組んでいく。

育苗は現在、障害者支援施設と徳之島高校がサポート。生産技術支援は、コーヒーに関する先端農業科学を研究する国際的な研究機関ワールド・コーヒー・リサーチ(WCR)認証のコスタリカ種子会社Sanpol社が農業技師を派遣し、徳之島コーヒー生産者会への育苗・栽培の指導を予定している。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。