宇宙目指す人たち応援 「リポD」新プロジェクト 大正製薬

宇宙へファイト一発!? 大正製薬は「リポビタンD」の新プロジェクトとして、宇宙開発を目指す人々を応援する「リポD SPACE PROJECT」を発足した。

05年、小惑星探査機「はやぶさ」の管制室で、作業を行うスタッフのデスクに時間とともに増え続けるリポビタンDが写り込むブログ画像が海外でも話題に。これをきっかけに、初代はやぶさの帰還をリポDで祝う画像がSNSに次々とアップされるなど、“宇宙開発×リポD”の結びつきが人々に意識されるようになった。

14日に日本科学未来館(東京都江東区)で行われた発表会で説明した同社理事マーケティング本部長の梅岡久氏=写真中央=によれば、企画の背景には同社も協賛した昨年のラグビーW杯の盛況もあるという。

「世の中がラグビーで盛り上がり、関心を持つにわかファンが増えた。難しいルールが分かりやすく解説され、選手の知名度も上がった。宇宙についても似たことが言えるのでは」といい、「はやぶさ2」が帰還する今年は、宇宙に関する知識の解説や宇宙飛行士の知名度アップが進めば、宇宙開発推進の力になるとの考えを語った。

「はやぶさ2」応援限定ボトルとして、JAXA許諾のもと開発したオリジナルデザインのリポDを5種詰め合わせたセットを同社通販サイトで14日から発売した。新たに開設したツイッターや特設サイトを通して、宇宙開発に携わる人々を応援するコンテンツを発信。人気漫画「宇宙兄弟」とのコラボ企画も実施する。

また、よみうりランド(東京都稲城市)のものづくり体感エリア「グッジョバ!!」に来春オープンする「スペースファクトリー」に、パートナー企業として参画。各種のアトラクションやワークショップを展開する計画だ。

「宇宙開発や科学技術の発達を感じられるものが身近にあり、みんなの関心を惹くことが大切だと思う。いずれ一般の人でも月に行けるようになり、月で『ファイト一発!』が出ればいいなと楽しみにしている」(梅岡氏)。