〈ブレンディ カフェラトリー〉2ケタ増 スモールマス戦略と北川景子さん起用の新TVCMが奏功 味の素AGF

味の素AGF社の〈ブレンディ カフェラトリー〉スティックシリーズが2ケタ増で推移している。

同シリーズは〈ブレンディ〉スティックの付加価値タイプとして家庭では簡単に作れない“専門店品質の濃厚な味わい”をコンセプトに16年8月に発売開始され、昨年に売上金額を約2倍に拡大し現在も伸び続けているという。“スモールマス”をターゲットにしたことが近年の成長要因。

昨年末、取材に応じた品田英明社長は「スモールマスとは、ニッチな層だが価値がシャープであればミドルくらいの規模拡大が見込める層のこと。日本の食とライフスタイルが多種多様になってきているため、ビッグマスをつくるのは至難。そのため最初はニッチかもしれないが、価値を尖らせてフィットする人に早くリーチしていくことが重要となる」と語った。

品田英明社長(味の素AGF)
品田英明社長(味の素AGF)

〈カフェラトリー〉では、カフェオレや紅茶といった主流のアイテムではなく「濃厚ヘーゼルナッツラテ」や「濃厚抹茶」といった尖ったアイテムを全20品種揃えている。

「1品1品はかなりスモールで浮き沈みも激しいが、常に新しいトレンドを取り入れることによって全体でマスにしていくことを考えている。販売開始から3年が経ち売場ではかなりのポジションが獲得できている」という。

今後は春夏に向けて〈カフェラトリー〉のフルーツティーシリーズを刷新し溶けやすさを向上させて冷水での飲用を訴求していく。

これについて、年初に発表した古賀大三郎リテールビジネス部長は「4月末頃から6月末頃の期間限定で、現在のフルーツティーシリーズを冷たい水で割るコンセプトにチェンジし、冷たい水でより溶けやすくするため品質を改定して夏場の需要に対応していく」と説明。

同シリーズから新発売される「芳醇ゆずシトラスティー」は昨年、試験的に数量限定で展開したところ定番化を求める声が多く挙がったことから本格販売される。

同商品は他のフルーツティーシリーズと同様に、フレッシュフルーツアロマ技術と紅茶アロマ技術を用いて開発され「芳醇に香るゆずとさわやかなグレープフルーツの味わいが楽しめる」中身に仕立てられている。

古賀部長は、女優の北川景子さんを継続起用し内容を刷新した新TVCMを昨今の好調要因に挙げる。新TVCMは昨年11月に放映開始し、現在もSNSなどで公開している。

新TVCMと連動して2回にわたって行ったキャンペーンの好評を受け、1月20日から3月8日にかけて新キャンペーンを実施している。

新キャンペーンは2月2日までを第3弾、2月24日から3月8日までを第4弾とし、TwitterのAGF公式アカウントをフォローし、新CMに関するクイズの回答を選択肢から選んでツイートして応募できるようになっている。抽選で10人に「イタリア製生地クッション」(第3弾)、「WMG(ダブリューエムジー)Zadarランタン」(第4弾)の賞品を用意している。