松屋銀座の年末年始商戦 福袋でSNS拡散も狙う

松屋銀座は年末年始の商戦で、積極的な展開を図っている。

今年も送料無料品を大きく訴求した歳暮商戦は、市場環境が厳しい中でも11月は前年比99%。ギフトセンターは97.5%だが、これは会期が昨年より1週間後ろ倒しになっているためだ。一方で外商は101.8%、元売場から送られたギフトは102.9%と前年を上回っている。送料無料品は101%。

11月末には元ラグビー日本代表の真壁伸弥氏(サントリー酒類)が「ザ・プレミアム・モルツ 冬の限定醸造」のサンプリングを行った。以前はギフトセンターで行っていたが、今回は地下の酒類売場で実施するという初の試み。ギフトセンターに訪れない来店者に訴求を図った。その場でも10セット以上が購入されたといい、今後も新規顧客の獲得や買い上げ増に向けての施策を検討する。

子どもと輪投げに挑戦するインフルエンサ―(松屋銀座 福袋事前体験会)
子どもと輪投げに挑戦するインフルエンサ―(松屋銀座 福袋事前体験会)

福袋商戦に向けては、12月初頭にブロガーなどといったインフルエンサー向けの事前体験会も開催。今回は輪投げのビンゴや、詰め込んだだけ購入できる体験型や、中身を選べるといった福袋約400種類を展開しており、体験したインフルエンサーが自由にSNSにアップ、拡散することで来店者を獲得するのが狙いだ。

参加したインフルエンサーの一人は「福袋などを百貨店で購入したことはない」というが「体験が楽しく、購入したくなった」と話していた。

福袋では「新時代の福袋」をテーマに掲げ、1月2日午前9時30分から初売り。売上目標は前年比105%(2~3日)。販売個数3万袋(前年並み)。最高価格566万5千円(DRCロマネコンティ、モンラッシェ紅白セット)。