軽減税率 消費マインドには有効か

コンビニのイートインコーナーで一服しようとマシンでカウンターコーヒーをいれて席に着くと「テイクアウトは軽減税率制度対象で消費税8%だが、店内で飲用する場合は適用外のため10%となり、注文の際に店員に申告下さい」といった内容の案内が貼られていた。

▼これを見て瞬時に思ったのは「実に面倒臭い」ということだった。レシートを持ってレジに並び直すのもそうだし、手続きする店員にとっても煩わしいように思えたので、席をたった。仮にそのまま居座っていたとして、果たして店員は注意しにやってくるだろうか。ただでさえ人手不足で効率を追い求められている中で徴税まで全うするインセンティブは皆無だと思う。

▼この一例からも軽減税率は現実を想定し切れていない机上の空論のようだが、消費マインドの維持には一定の役割を果たしているのかもしれない。

▼対象商品やシーンによって増税になったりならなかったりすることで増税の感覚は薄まり、特に生活に欠かせない食料品が軽減税率制度対象であることが消費マインドの維持に貢献しているようだ。